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| 2004.February.24. |
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おなじみのヒゲ面はサビハゼですね。
造形的には、かなり可愛らしい顔立ちをしたハゼだと思ってます。
例えば人気のミジンベニハゼなんかは、
鮮やかな黄色という体色・だいたい3cmぐらいまでという小ささ、空き缶に棲むというユニークさ…といった要素のおかげで、
可愛らしいハゼの代表という地位を獲得しているのですが、
実は、造形的には、かなり厳つい顔をしているんですね。
絞り込むのに耐えない顔というのでしょうか(笑)。
ミジンベニハゼを撮る時は、カラーフィルムで、絞りを開けて、柔らかいムードで撮ってやらなければ可愛くないんです。
クローズアップして撮影した写真を見て幻滅…なんていう無責任な意見も多いですね。
このサビハゼなんかは、浅場にいるごく普通の地味な色をしたハゼという印象が強いようで、
今ひとつ人気が盛り上がりません。
数が多く、簡単に見られるという事も、その地位を下げてしまう要因なのでしょう。
観察しやすい事もあって、魚の生態に関心のある人にとっては、充分に興味の対象になるようです。
ハゼの仲間の繁殖行動というのは、見ていてかなり面白いものなのです。
サビハゼは、雄が石の下などに穴を掘り、そこへ一生懸命に雌を誘い込みます。
そうして、めでたくカップルになると、メスはその天井に卵を産み付けるのです。
やがて卵は成長し、運が良ければ、そのハッチアウトの瞬間に立ち会うこともできるはずです。
しかし、そういった生態的な面白さだけでなく、ビジュアル的にも、もっと評価されてもイイのではないかと思うのです。
大きくてつぶらな瞳といい、ショボショボと生えたアゴヒゲといい、
こんなに愛嬌のある顔は、そう多くないのではという魅力的な魚だと思います。
絞り込むのに耐えるお顔なのではないでしょうか(笑)。
OLYMPUS C4040 & PT010 f6.3 1/80 ISO100
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Gobiidae
ハゼ科
Sagamia geneionema (Hilgendorf, 1879)
サビハゼ
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