家庭犬訓練試験

[1.家庭犬訓練試験とは]
 家庭犬訓練試験とは、ジャパンケネルクラブが認定している資格で、犬がどれくらい訓練が入っているかを示すものです。訓練競技との違いは、訓練競技が数頭〜十数頭を一組としてその中の順位を競うのに対して、家庭犬訓練試験は訓練試験の各課目を受験犬が十分こなすことができるかどうかをみるものです。訓練競技は順位を競うという性格上アマチュア指導手の部と一般の部に別れるのに対して、家庭犬訓練試験は他の受験犬と比較することが無いことからアマチュアや一般の区別はありません。家庭犬訓練試験の種類は、家庭犬訓練試験初等科(CD1)、家庭犬訓練試験中等科(CD2)、家庭犬訓練試験高等科(CD3)、家庭犬訓練試験大学科(CDX)の4種類があります。訓練競技には家庭犬準高等科があるのに対して、家庭犬訓練試験には準高等科に相当する試験は存在しません。

[2.家庭犬訓練試験の受け方]
 家庭犬訓練試験は訓練競技会や展覧会で併催される公開訓練試験を受験するか、公認訓練所で受けることもできます。ただし、公認訓練所で受ける場合には、同時に受験する犬が何頭か必要となりますので注意してください。受験に際しては受験料5,000円(2003年現在)が必要となります。家庭犬訓練試験は生後6ヶ月1日以上の犬が受験可能です。家庭犬訓練試験を受験する犬の所有者はジャパンケネルクラブに加入している必要があります(受験時に同時加入でも構いません)。

 家庭犬訓練試験は初等科をとらずに中等科以上を、中等科をとらずに高等科以上を、高等科をとらずに大学科を受験することはできません。ただし、同時に受験することは可能です。すなわち、初等科を取得していない犬が中等科を受験したい場合、中等科の10課目を受験するだけで初等科と中等科の両方を受けたことになります。ただし、受験料は2課目分の10,000円が必要になると共に、選択課目は初等科の選択20課目から選ばなければなりません。この点は次の項目で詳細に説明します。 

[3.試験の種類と課目]
 各家庭犬訓練試験の課目は次の表を参照してください。紐付き脚側行進以外の課目では紐付き作業は認められません。ただし、初等科に関してのみ、必須2課目、選択3科目の全てを紐付き作業が認められます。ただし、中等科と同時に受験している場合には紐付き作業は認められません。紐付き脚側行進及び紐無し脚側行進に関しては往路は常歩で、復路は速歩となります。ただし、初等科の紐付き脚側行進のみ往路・復路とも常歩となります。 

 

種目名
備  考
課 目 名

家庭犬初等科CD1

家庭犬中等科CD2

家庭犬高等科CD3

家庭犬大等科CDX

紐付き脚側行進

必須1
必須1
必須1
必須1

往きは常歩、帰りは速歩(注1)

紐無し脚側行進

 
必須2
必須2
必須2

 

停座及び招呼

 
必須3
必須3
必須3

 

伏臥

 
必須4
必須4
必須4

 

立止

必須2
必須5
必須5
必須5

初等科は紐付きも可

常歩行進中の伏臥

  

必須6
必須6
必須6

 

速歩行進中の伏臥      
必須7
 

常歩行進中の停座

  

必須7
必須7
必須8

 

速歩行進中の停座      
必須9
 

常歩行進中の立止

  

 

必須8
必須10

 

速歩行進中の立止      
必須11
 

物品持来

 

 

必須9

必須12

 

前進      
必須13
 
遠隔・伏臥からの立止      
必須14
 

遠隔・停座からの伏臥

 

 

必須10

必須15

 

遠隔・停座からの立止      
必須16
 

障害飛越(片道)

 

 

必須11
必須17

 

障害飛越(往復)

 

 

必須12

必須18

 

据座

 

 

必須13

必須19

据座時間は30秒間

休止

 

 

必須14
必須20

休止時間は3分間

選択課目

3課目
3課目
6課目
10課目

 

合計

5課目
10課目
20課目
30課目

 

必須の後ろの数字は課目の実施順を示している
注1:初等科は帰りも常歩
 

 その他の訓練課目

八の字股くぐり

股くぐり歩き

脚飛び(片道)

腕輪飛び(片道)

腕輪飛び(往復)

脚飛び(往復)

持来を含む往復障害飛越

くわえて歩く

お手

速歩行進中の伏臥

速歩行進中の停座

速歩行進中の立止

遠隔・伏臥からの立止

遠隔・停座からの立止

遠隔・伏臥からの停座

遠隔・立止からの停座

遠隔・立止からの伏臥

前進

お回り(右回り)

お回り(左回り)

寝ろ

吠えろ

ハウス

チンチン

おんぶ

だっこ

その他 いろいろあり

 初等科の選択課目は次の指定20課目から選択する必要があります。中等科の選択課目に関しては特に制限はありませんが、初等科と中等科を同時に受験する場合の選択課目は次の指定20課目から選ぶ必要があります。

初等科選択課目 指定20課目

紐無し脚側行進 停座及び招呼 伏臥 紐無し立止
常歩行進中の伏臥 常歩行進中の停座 常歩行進中の立止 速歩行進中の立止
遠隔・停座からの伏臥 据座 休止 お手
チンチン くわえて歩く 寝ろ 吠えろ
ハウス たっこ おんぶ 八の字股くぐり

[4.合格基準]
 記載中。

[5.申請手続き]
 記載中。

Ads by TOK2