1985年7月3日,アメリカで映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は公開された。
 同年12月7日,日本でも劇場公開される。このとき私はまだ4歳であった。よって,親に同行して劇場で見たという記憶は,当然ない。

 記憶にあるのは日本語吹き替えのビデオテープを繰り返し見ていたこと。ビデオ発売は1986年だから,5歳以降には見ている可能性が高い。

 「物心ついたときには見ていた」

 一言で表現すると,この映画の出会いはこうなる。

 両親が共に映画好きという環境に居たため,周りにはかなりの本数のビデオがあった。
 映画が好きになったキッカケになったのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と言えるが,
車が好きになったキッカケかどうかはわからない。
 すでに「バニシングIN60」「キャノンボール」「激突!」などの映画はあったし,日曜洋画劇場で「ナイトライダー」も始まった時期だった。これらのビデオテープも幼い頃から繰り返し見ていた。
 だが映画の中で一番魅了されていた車はデロリアンであった。




 映画の次に記憶があるのはプラモデルであろう。
 アオシマ文化教材から発売されたデロリアン・パートI〜IIIのプラモデルをイトーヨーカドーで見つけてしまう。クリスマスプレゼントになにがほしいかと親父に言われ,真っ先にこのプラモデルを手にとったのだが,全部買ってもらえるわけないと子供ながらに考え,パートIIとパートIII(レール)の2つまでしぼる。見比べながら悩んでいると親父が2つとも買ってくれて喜んだのは今でも覚えている。
 作っては壊し作っては壊し‥そのあと何台作ったことか。しかも未だに作ってるし‥。

(2006年5月撮影。2年位前に買っておいたままであった。これはタイムマシンとして組み立てる予定。)


 小学5,6年の頃には設計図を書いていた記憶もある。何かに取り付かれるように方眼紙の上に‥。このとき「将来は車や建物の設計者になりたい」と思ったのだが,「設計者になるには頭が良くないとねぇ〜」と言った母親の一言で諦めた気がする。勉強できない人間だとこの頃から自覚していたのだ‥。



 「車を買う」ということを考えたことはほとんどなかった。
 まだデロリアンが実在する車だと知らなかったので,「もしタイムマシンを買うには‥ユニバーサルスタジオに行けばいいのかなぁ?」と考えにふけったことが1,2度あった程度。

Future