2003.6.27 記
その昔、若狭国の遠敷大明神は二月堂への参集に送れた。お水送りはそのお詫びとして始まった。
遅刻の理由は、魚釣りをしていたから。 福井新聞「若狭路・千年の詩」より抜粋
神宮寺から2,3分の所に鵜の瀬があります。 3月2日神宮寺の閼伽井戸(あかいど)で汲み上げられたお香水(こうずい)は、この遠敷川(おにゅうがわ)に注がれます。このお香水は10日かかって東大寺・二月堂の「若狭井」に届くといわれ、奈良二月堂のお水取りは
3月12日に行われます。
さて、そろそろ帰る時間が迫ってきました。近くにあってもなかなか訪れる機会がなかった所でしたが、駆け足でも来ることが出来て良かった!!ここから1時間足らずで帰れます。途中葉月を迎えに寄って、家に着いたのはちょうど5時でした。お疲れ様でした。
神宮寺境内入り口に 滾々とお清水が湧き出ています。冷たい湧き水の美味しい事!ここで入場料を払って中に入ります。境内には天然記念物のスダジイがそびえ立っています。本堂ではご住職が説明をされていましたが、それは聞かずに(笑)本堂縁側をぐる〜っと一回りして、本堂裏の林へと歩きます。本堂裏には樹齢500年を越える シイの木があるはずです。じつは数日前に 新聞に載っていた 苔に抱かれた巨木を見るのが目的だったのです。
そのシイの木はシンとした静寂さの中で、根っこに苔を抱き、堂々とそびえ立っていました。数百年の歴史の中をこの老木たちはどんなドラマを見てきたのでしょうね。この本堂の裏にまでは他の観光客は入ってこず、しばし二人で悠久の時に思いをはせました。
明通寺から来た道を戻って 途中左に若狭西街道へ折れれば、お水送りで知られる
神宮寺や
鵜の瀬がすぐそこです。車で五分くらいでしょうか。ここ神宮寺は毎年三月二日、奈良二月堂へお水送りの神事が行われます。
苔むす巨木
神宮寺 本堂裏に何本もそびえる樹齢500年は越えるシイの木
若狭路を歩く 神宮寺・鵜の瀬
奈良二月堂へお水送りの寺
平成15年6月23日
重要文化財 神宮寺 本堂 室町時代末 天文二十二年再建
鵜の瀬
名水百選 選定 遠敷川 鵜の瀬
右:本堂裏の林
樹齢500年以上のシイの木の老木や杉の木立が悠久の時を刻んでいます。
下:本堂縁側から庵を見る
帰り道、鵜の瀬から国道へ出るまでの間にあった、若狭塗箸を製造販売している
「箸匠せいわ」に立ち寄りました。可愛いお姉さんが箸について色々説明してくれたあと、重ね塗りした箸の研ぎ出し体験(一膳無料)を体験しました。初めての経験だったけど面白かったですよ。出来上がった箸は おみやげにいただけます。外には記念撮影用に こんな大きな箸がありました。膝の上に置いて記念撮影するそうです。小浜の若狭塗り箸は全国一の生産高です。日本の箸の90%は小浜で作られているそうです。 知らなかったわぁ〜
、
おまけ
大きさが分かりますか?