芸乃虎や志の根多帖

紙屑屋 〜浮かれの屑より〜 (落研四回生七福寄席〜)
落研時代に行なった根多。勘当された若旦那が紙屑屋で屑をより分けているうちにいろんな本を見つけては芝居をしたり踊ったりする話です。数ヶ月前から日舞を実際に習った。私は江戸落語なのですが下座チームにおり上方の「浮かれの屑より」を聴く機会があったので上方バージョンで行ないました。見つける屑しだいでいかようにも発展しそうな根多です。




後生うなぎ  (高校時代〜)
短かめの話でわかりやすく、高校時代に覚えた根多。文化祭の時体育館で全校生徒の前でやったり剣道部の合宿の時怖い先輩が来た時にこの根多をやって「おもしろいやつ」とかわいがられた思い出があります。もと根多は三遊亭圓遊師匠のもの。後に志ん生師匠のものを聴き参考にしました。



野ざらし (高校時代〜)
小三治師匠が元根多。おどしたりすかしたり、骨を釣りに行くシーのにぎやかさ等、とても好きな根多でわりと良く高座にかけます。
さすがに落ちがわかりにくいので最後まで話すことは少ない。



死神  (落研一回生〜)
中学の時落語クラブで圓生師匠のものを聴いてとりこになりました。生と死がテーマになっていることもあり、この噺は私のライフワークにしようと思っています。「死神」初公演の前は神社で厄除けをしたりした、思い入れの深い根多でもあります。その為か素人なりにいろいろ工夫をし純粋な落語バージョン、上方風鳴り物入りバージョン、ジャズとのセッションバージョンとこの噺はちょっとおもしろい根多に仕上がっているのではないかと思います。(手前味噌ですが)



寿限無&長短 英語バージョン  (浪人時代〜)
英語が苦手で一年間浪人して東京○本英語専門学校に入りました。日本語厳禁で日本語を話すと罰金を取られる制度がありました。(そのおかげで翌年の共通一次(なつかし〜い)ではかなり英語の成績が上がりました。)この学校は進学塾でなかったので文化祭がありまして、せっかくだから英語で落語をやってみようと思い挑戦しました。昭和56年の秋の頃です。また機会があったら英語バージョンに挑戦してみようと思います。



長短 (浪人時代〜)
小三治師匠が元。小さん師匠のほのぼのしたものも参考にさせてもらっています。今まで一番多く話した根多ではないでしょうか。最近は「笑いの効用」の講演をさせていただく機会が増えているので「健康には緊張と緩和が大切!」と気の長い長さんと気の短い短七ッッアンを緩和を緊張に見たてて、よくこの噺をしゃべらせてもらっています。



千早振る (落研一回生〜)
落研に入部して先輩から初根多だよといわれた噺です。
落研時代は何度かやりましたが、最近は話す機会がありません。純粋な古典バージョンと改作バージョンがあります。
私は広島カープファンなので小早川選手がいた頃には「千早振る」の歌の意味を説明する時、野球の話にもっていって小早川が活躍して広島が優勝する・・・とはなしたあとに、小早川がバットを振るから「小早ふる」、カーブを投げても通用せずバットにあったったから「カーブも効かず当たったがわ」、ホームランがでて赤ヘル軍団やファンが喜び球場が真っ赤に染まり「カラー紅(くれない)に」、優勝して酒やビールの水を浴びるので「水くぐる」。そして「とわ」をたずねられて困って、今のカープの強さは今後も「永久(とわ)」に続く!と変えてやっていたなあと思い出します。結局カープの強さは永久には続きませんでしたけど。



二十四孝  (落研二回生七福寄席〜)
市民会館小ホール初の根多。落ちの「蚊に刺されてないのは天の感ずるところだな!(息子)」「馬鹿言ってんじゃないよ!私が夜通し扇いでたんだ(母)」が大変気に入っています。孝行者の説明の中で親を助ける為に子供を捨てに行こうとした部分は意識的にはずして演じました。孝行者が天の感ずるところによって思わぬ好事に出会う話を聞いて「冗〜談、言うネイ〜!!!」と言う部分が気に入ってます。



片棒  (落研二回生新春寄席〜)
けちな親が今後身代を誰に譲るか悩んで三人の息子に自分の葬式をどのように行なうか聞く噺。三人三様の返答が面白い。私は二人目の祭り好きの息子が大好きである。元根多は圓菊師匠。少し怪しげな語り口調がうつってしまったが結構気に入っていた。
しばらくたって小朝師匠がディズニーランドで葬式を行なう設定でやっていたが、その地方独特の物を取り入れて演ずると面白いかなあと思います。落ちが秀逸。



愛宕山  (落研三回生七福寄席〜)
志ん朝師匠が元根多。昨年(平成十三年)亡くなられた事を聞いた時はとても残念に思いました。追悼番組で「愛宕山」をしているのを見て久しぶりに演じてみようと、チョーサ寄席で久しぶりに演じてみました。落研時代は勢いだけで演じていていまひとつの印象だったが。年もとって落ち着いて演じてみたほうがしっくりいったようです。
この落ちも大変気に入っています。

上方の「愛宕山」も悪くは無いのですが、私はやはり江戸落語のほうが気に入ってます。

文楽師匠が体力の限界に伴いこの噺を封印したとのことですが。先日この噺を演じたあと心拍数をチェックしたら180をゆうに超えていました。健康でなければ演じられない噺なのかもしれませんね。



薮入り  (落研三回生新春寄席〜)
金馬師匠が元。ちょっと無理したかな・・・
二十四考もそうだが親子の情が出てくる根多が基本的にすきなのかもしれません。親不孝な息子でごめんなさい・・・



子別れ 中〜下  (四回生新春寄席〜)
根多決めをする頃喘息発作で入院をしていました。その時に後輩に家から落語のテープを持ってきてもらい、話したい根多はどんなのかなあ・・・と考えながら噺を聴いていました。新春寄席は引退前最後の大舞台なので自分らしい根多がいいかなあ?自分は酒に酔ったとき「飲む」「うつ」「買う」の中でどのタイプかななどと思いながらいろいろ聴いていたら、この作品が気に入ってしまいました。酔っ払いながら言い訳にならない言い訳をしているシーンが気に入ってます。元根多は中は小三治師匠で下が志ん朝師匠です。
子供の名前を「金ぼう」にするか「亀」にするかで悩んで結局「金ぼう」で演じました。



恋楽闘病記 落研引退前〜
四回生の秋、もともとの持病だった喘息発作がでてしまい、病院へ行くと、「一人暮らしで部屋も散らかってるし、食事のことも心配だから入院しますか」と言われ入院。このときの経験を小噺を織り交ぜながら作ったのがこの作品。談志師匠の「四季の小噺」の影響を受けている。

噺の最後は次の言葉でおわらす。
「いつの世も 病気になって 思うのは
  明日(あした)からは 気をつけようかと」 



笑い茸 大学五回生〜
以前からこの噺の「空の上でいろんな神様が福を取り戻そうと大笑いをする部分」を膨らませたいと考えていたものを、「地獄八景」や「死ぬなら今」を参考に改作しました。
下座をしていたこともあり、空での大宴会の場面ではめものを入れて演じました。



のど自慢奮戦気 平成10年〜
平成9年8月に新居浜でNHKのど自慢が行なわれましたが(ダイアナ妃が亡くなった日)、そのときに私が本戦に出場し見事に鐘を?個を獲得した話を落語にしました。最近は「長短」と並んで話す機会が多い作品です。「ストレスと笑い」「緊張と緩和」などを織り交ぜ健康落語として演ずることが多いです。



粗忽長屋 落研二回生〜
小三治師匠が元。小さん師匠の雰囲気も出したいけど難しい。やっぱり落ちが秀逸。
この作品も比較的高座に上げる機会が多かった。ゆったり演じられればよいかなと思う。



つる 落研二回生〜
鶴がどうして「つる」と呼ばれるようになったのかを「つ〜ときて、る〜とくるからつるだ!」とあまりにも無責任に教えるご隠居もご隠居だがそれをまに受ける八っつあんも八っつあんです。
時間がない時などに演じます。



大工調べ 虎や志時代(まだ昭和の頃)〜
現在までの私の持ち根多で与太郎が登場する唯一の作品。八五郎が因業大家にポーンポーンと言うところが気に入ってます。この噺の根多くりをしてるだけで自分のストレス発散になります。
しかしこの部分をほんとに怒ったように演ずるとお客さんは引いてしまうので難しい。
志ん朝師匠、小三治師匠、小遊三師匠を参考にする。



夢の酒 落研二回生〜
女の人の嫉妬の話はやってて楽しい。特に夢の話を聴いて「貴方って人はなんてふしだらな〜」と泣き叫ぶ奥さんがかわいい。
落ちは小噺からきたものではないかな。



紙入れ 落研二回生〜
浮気もの。門下の先輩がやっていたのをみて気に入り、小朝師匠を元に覚える。



お菊の皿 落研三回生〜
小朝師匠が元であるが、上方の「皿屋敷」を参考にはめものいれて演じました。この落ち何度きいてもいいなあ。



子ほめ 虎や志時代〜
おなじみの噺。小朝師匠が元。短い噺で受けも良いのですが、テレビや落語会などでも演じられる機会が多く、皆も知っているのであまり演じない根多です。



まんじゅうこわい 落研一回生〜
この噺の元は私が高校時代テレビで学生落語大賞のような番組の中で演じていたものが気に入りつかわせてもらいました。



おすわどん  落研時代〜
圓楽師匠が元。怪談風の噺。後半落ちへ畳み込むように持っていくところが気に入っています。落ちを言ってしまうと面白くないので紹介は控えさせてもらいます。



三年目 虎や志時代〜
志ん生師匠が元。死んだおかみさんがなんともいえずかわいい。
「おすわどん」も怪談調であるが、最近では「三年目」のほうが気に入っています。



あくび指南  落研三回生〜
あくびをまじめに教えるほうも教えるほうだが、まじめに習っている状況がまた馬鹿らしい。小三治師匠が元。
この噺の落ちも私のお気に入りのひとつ。



たがや  落研2回生〜
圓楽師匠が元。小朝師匠のものも参考にする。
冷静に考えると死人がでて来てちょっと残酷か。そのあたりをお客さんに感じさせずに、後半流れるように落ちへ持っていくことが必要。



辰巳の辻占  虎や志時代〜
後輩がやっているのを見て面白いなあと思いもちネタに加える。小朝師匠が元。



寿限無 高校時代〜
若い頃はとりあえずお決まりの落語といった感じで演じていたが、子供を持つ身になると(しかも四人)、名づけに悩む親心を身にしみて感じます。そんな親心をほのぼのしたリズムで語り、お客さんがなんとなくいい心持になってくれるといいのですけど。



勘定板
久しぶりの新ネタ。マイントピア別子温泉寄席と末廣亭で続けて聴く機会があったので「この話は健康講座に絡めてやると面白そうかな」と思いネタに加えました。環境が変わると自律神経のバランスが崩れていけませんねなどといいながらはじめます。
後半、さらりとやるかみっちりやるかはその時次第です。「そんなことは、やってみねえと わかんねえ!」とおっしゃる通りです。



動物園(平成16年8月〜)
最近、子供達に落語を聴いてもらいたいなぁと思うようになり、それならやっぱりこのネタだろうと思い新たに覚えたネタです。
そういえば大学時代同期の、つくし(女性)がやっていたネタだったよなぁ・・・
平成16年7月のマイントピア別子温泉寄席で林家竹丸さんが演じたのを見て、「子供向けにはやっぱりこれだ!」と思い急ピッチで覚えました。
8月に演じた時はしっくり行かなかったのだけど、国民文化祭で無眠さんが演じたものと、枝雀師匠のDVDを参考に仕上げてみました。
オチはやっぱり「心配すんな!わしも○万円で雇われてんのや」と行きたいところなのですが、東京落語だと「心配するな!俺も1万円で雇われてんだ。」でしょうかね。
トラの歩き方がもっと、自然にできるようになるといいのですが・・・



親の顔(平成16年11月〜)
かなり前から覚えようとしていたネタです。最近PTA関連の会で話すことが増えてきたので、この話しはそういったところにぴったりではないでしょうか。
この噺は志の輔師匠の新作なのですが、実は私がこの噺を生でじっくり聴いたのは、我が落研の大先輩、初代茆洛さんが上方落語にアレンジしたものだったのです。そのあとで志の輔師匠の落語を聴いたもので、東京落語としてのイメージがなかなかつかめませんでした。どうも、志の輔師匠の口調が頭に残ってしまって、うまく自分の口調に乗らないといった感じでした。国民文化祭で私の前に演じた、豊の熊五郎さんがこのネタをやられたのを聴き、やっと自分なりのイメージがつかめました。二年越しに暖めた「親の顔」を、ようやく高座に上げることができました。



新居浜寿限無 平成16年12月〜
新居浜市のまちおこし委員会にたのまれ、新居浜紹介を兼ねた落語をしなければならなくなった為、国民文化祭でご一緒した火災亭珍歌さんの「日光寿限無」を参考に創作(改作)しました。(珍歌さんに感謝感謝!)新居浜出身の嫁をもらった旦那が、出産のための里帰りのさい、えらく新居浜が気に入ってしまい新居浜にちなんだ名前をつけようと、いろんな名所、名物、賢人をデジカメで取ってきて、それをプロジェクターで紹介していき、結局全部名前につけてしまうといった話です。二人の出会いの場面で新居浜の方言のきついところなどを紹介しています。もっと練り上げたい作品です。

新居浜、新居浜、新居浜最高
太鼓祭りの 別子銅山 銅婚の里
小宰平 小貞剛 小勘解治
東平の空気に ダイヤモンド水 多喜浜塩田
ざんき ざんき ざんきの ガンジャーギー
ざくざくの ふぐざく
お手玉の ロボットの マリンパークの プラネタリウムの
小女郎狸の トンカカさんの ちょうさじゃの コンガ



ちりとてちん (平成17年3月〜)
春風亭昇太師匠と立川志の輔師匠の二人会が平成17年1月末に波方で行なわれたのを、落研時代の同期の部長と一緒に見に行った時に、昇太師匠が演じていたのを見て、やって見たいと思う。声の調子の高い「八っつぁん」がとても印象に残っており、かなり参考にして演じている。江戸落語では「酢豆腐」が一般的だが、柳家一門では「ちりとてちん」。花禄師匠と南光師匠のDVDも参考にしている。見台を使って演じた事は無いが、一度見台を使って演じたい噺である。
何かと料理をけなすトラさん(昇太師匠)に鯛や鰻をじっくり食べさそうか、すっと飛ばして、「珍味は無いの?」と言わせたほうが良いのか、悩んでいます。
食べたり、飲んだりする場面が多いので、年配の方には受けがいい。
小学生(低学年)相手に演ずると、おいしく無いといいながら、おいしそうに食べるトラに対して「おいしくないんだったら、食べなきゃいいのに」と声がかかる。



替り目(平成17年「愛媛夏の陣」〜)
酔っ払いネタは、考えたら初めての挑戦です。(子別れ(中)はチョコッと酔ってるかな?) 菊朗くんや、らくさぶろうくんが「替り目」をやっているのを見て、この噺をしたら、おばちゃんたちが喜んでくれるだろうなぁ・・・ なんて思って、頑張って覚えてみました。その初高座が現役落研学生が9割以上の「愛媛夏の陣」というのもなんという奇遇。菊朗くんの噺をベースにしましたが、結局本番前にせっかくだからと、「美空ひばり」や「大きなのっぽの古時計」を無理やり登場させてしまい、ちょっとまとまりがなかったような気がします。今後も時折高座にかけていって、ゆっくりじっくりと自分らしい「替り目」に仕上げていきたいなぁと思っています。



転失気(平成18年1月11日〜)
以前から、持ちネタのひとつに入れたかった噺。
プロの噺家さんが地方に来ると必ず演じるといっていいくらい、メジャーなネタです。
御住持と小僧(私は珍念にしました。)のやりとり、しったかぶりをしていた御住持をと“転失気”が何かがわかったあとの珍念のイタズラ心。じっくり描くと噺の奥行きも広がり、しかも万能ともいえるお○らストーリー。
覚えてよかったこの一席!



四人癖(平成18年3月〜)
最近、「子ども寄席」で落語をする機会が増えています。私の住んでいる隣町、四国中央市の川之江のお母さん方が活動している“わくわくくらぶ”さんのパワーのおかげです。子どもたちに生の落語を聴かせたいという熱意に押され(勝手に押されたふりをしていたりなんかして・・・)何回かおじゃましているうちに、子どもさんにもわかりやすいネタをやり尽してしまったので、何か新しいネタを・・・と思い覚えました。しぐさがいっぱい出てきてわかりやすいネタですが、四人の個性を上手く出さないといけないので、結構難しい。
子ども寄席に限らず結構活躍してくれそうなネタです。
(この噺もできれば現代版に改作したいと思っています。)



禁酒番屋(平成18年3月〜)
この噺は小さい頃に聴いてめちゃくちゃ笑った覚えがあります。酒飲みネタをやったことが無かったので、いままで挑戦しようと思わなかったのですが、「替り目」で気をよくして覚えることにしました。この噺も初高座は「子ども寄席」。子どもたちには結構受けが良かったです。やっぱり子どもたちは「下ネタ」が絡むと喜びますね。
 でもこの噺は、仕事に疲れたお父さんたちがスカッとしてもらえるような落語に仕上げたいですね。



金婚旅行 (平成17年12月〜)
もともとは「フルムーン」という小咄。老夫婦の金婚式を記念した特別ツアー。50年前を振り返りあれこれ話をする。おばちゃんたちに良く受けるのですが、意外とおしさんたちも笑ってくれる。中高年男性が多い会で話をするとき、小咄をつないで最後にこの噺でで下りて来ると以外にしよいことがある。



はんどたおる(立川志の輔作) 平成18年3月〜
最近自分の言葉で落語をしゃべりたいという欲求が高まっている。江戸落語も良いのだがどうしても口調に訛りがまじってしまう。地理的状況も今ひとつイメージがわかないときはとてもやりにくい。替り目も現代版に置き換えてからは、非常にやりやすくなった。そこでさて次に何をと考えた時に、志の輔師匠の代表作「はんどたおる」がいいのではないかと思い立った。今の話なので、最近のくすぐりを入れてもまったく違和感もないし、何よりも「男」と「女」が根本的に違う動物であるということがテーマなのでどの世代にも、わかりやすいのではないかと思ったしだいです。さあどこまでこの話が虎や志落語として消化できるのか、時分でも楽しみです。



川柳は心の憂さの吹きだまり(作:笑福亭仁智) 2006.9〜

川柳を織り交ぜた噺。元々上方落語の新作なので、川柳に入る時に小拍子を使うとやりやすいのですが、私は東京落語スタイルですので、床をセンスでコツンと叩いて、川柳に入るようにしています。ザワザワした講演会などで高座にかけることが多いです。



宮戸川 2007.2〜
平成16年社会人落語選手権大阪本選に参加させて頂いたのですが、大阪のお客さんが喜んでくれそうな東京落語ってどんなのがあるかなぁ・・・。と考えていたときに、フッと浮かんだネタがこのネタ。若い男女と老夫婦のやり取りのなんともいえない面白さ。ところが、なかなか高座にかからず、半年以上たってようやく初高座。これからどのように進化していくのかとても楽しみです。



旅行日記 2007.2〜
以前から知っているネタでしたが、数年前末広亭で久しぶりに聴き、オチが工夫されていたので、チャレンジしてみました。元々、押しの強いタイプの落語をする方なので、このような、のどかな雰囲気の方言入りの噺に挑戦してみようと考えました。



雑俳 2007.10〜



佐野山 2007.10



初天神 2008.3



置き泥 2008.9



老婆の休日(作:桂文珍) 2009.2
日本お手玉の会の事務局が新居浜にあるのですが、日本お手玉の会新居浜支部設立の記念講話に“お手玉”を絡めた落語をしてほしいと依頼を受け、「お婆ちゃんのお手玉」を創作したのですが、ネタおろしで笑いがどこで取れるか不安だった事もあり、前半部に文珍師匠の「老婆の休日(新居浜弁バージョン)」を加えてやらさせていただいた。新居浜弁はネイティブではないので、まだ松山弁と呉弁、大阪弁の入り乱れる、“瀬戸内のどこか田舎の物語”といった感じになってしまった。に、してもこの作品はすごい。うまい事作られているなぁ〜と改めて感じ入りました。



お婆ちゃんのお手玉(創作) 2009.02〜
日本お手玉の会新居浜支部設立の記念講話に“お手玉”を絡めた落語をしてほしいと依頼を受け、創作した話。本来新居浜弁で通さなければならないのですが、新居浜弁はネイティブではないので、まだ伊予弁、呉弁、大阪弁、新居浜弁の入り乱れる、“瀬戸内のどこか田舎の物語”といった感じになってしまった。お手玉をわらべ歌にあわせてやっているシーンが意外と高評。その為に『三つ玉ゆり』の猛特訓をした甲斐がありました。落語仲間の皆さんがいろいろなアイデアを寄せてくれたので、そのお陰で仕上がったこの噺。これからも定期的に高座にかけたいなぁ〜と思っています。



50:お見立て 2009.5月〜
全日本社会人落語選手権 大阪本選 で大阪のお客さんにともかく江戸落語でも大爆笑してもらおう。ボーリングで言うパンチアウトをしようと思って、数年前から取り組んでいたネタ。古今亭菊志ん師匠が菊朗時代に行ったものがベースとなっています。他に、柳橋師匠、志ん朝師匠、志ん輔師匠、たい平師匠の噺もかなり参考にさせていただいた。

喜瀬川花魁、杢兵衛大尽、そして間を取り持つ喜助の三名が引き起こすなんとも言えず面白い噺。

吉原の事情や“お見立て”という言葉について、お客様にさりげなく伝えておくとやりやすい。

お陰さまで、この作品で、第十五回 全日本社会人落語選手権 大阪本選で年度一位の優秀賞を頂く事ができました。 



赤とんぼ(作:桂三枝) 2009年10月〜
今年の池田での社会人落語日本一決定戦の翌日の落語会で三枝師匠が演じられていたのを、私の落語仲間、芸乃鵜飼さんが聴いてきて、私に勧めてくれた噺。ストーリー展開を聴いただけで、話してみたい!と思った一席。

上方落語を東京言葉に直すのに苦労しました。

でも、やってみると東京落語にはない新しい間の取り方も覚える事ができ、実りの多い噺となりました。

見台を使わずに場面転換をするところにちょっと工夫がいりました。



こうもり(作:微笑亭さん太) 2009年11月〜
小朝師匠が良く高座でかけられている噺。新居浜で落語をやっている女性に勧めようと思いつつ、短い中にクスグリ満載の落語で、開口でも使えそうなので、私も持ちネタにしちゃいました。

おちゃめな“あおいちゃん”がなんともかわいい。

作はアマ落語家の微笑亭さん太さん。こんな素敵な作品にであうと、自分でも何か作れないかなぁ〜と欲望が渦巻いてしまいます。



お忘れ物承り所(作:桂三枝) 2009年12月〜
『お忘れ物』はアマ落語家の南遊亭栄歌さんで聴いたのが初めて。まさか、自分で演ることになるとは思っても見なかったのですが、三枝師匠の『赤とんぼ』を東京バージョンに変えてやったのが病みつきとなり、また12月に共演させていただいた桂三若さんの『お忘れ物承り所』を一日三回聴かせて頂いたのを機に、もちネタに加えてみる事に。

この作品、忘れ物をした人をあれこれ替えると、いろいろな展開に持っていけそうなので、これからが楽しみ。

時間調整もできそうなネタなので、2010年はこのネタが多く高座にかかるかもしれません。



笑いヨガの恐怖 平成22年7月〜
昨年の四国大落語祭の時には、色物として演じたのですが、今年は落語として演じてみようと挑戦してみました。荒削りな状態で高座にあげてしまったので、今後もっと練り上げたいと思っています。



権助魚
芸乃鵜飼独演会が公式初高座。短い噺ですが、魅せ所満載。後半パンチアウトできそうなネタ。






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