★☆ くるみ一家 山歩き雑記帳 ☆★


§ きっかけ §
我が家が山歩きを始めたのはくるみが1歳を過ぎた頃…。
まともに登ったのは金剛山(1125m)が初めてです。

くるみが5ヶ月の時、この山に連れてきたことがありました。金剛山は犬もロープウェイに同乗させてくれるので、この時はロープウェイで。
山頂広場でくつろいでいたところ、奈良県側の山道から2頭のゴールデンがひょっこりと登ってきました。
「下から登ってきたんや〜」と思わず感動!!

次の瞬間、頭に浮かんだことは「小さいながらも運動量はたっぷり必要なコーギー…、
うちのやんちゃくれにも出来るかも!?」

これが無謀な(?)挑戦の始まりでした。何故って?
だって飼い主さえまともに山に登ったことがなかったのですから。


§ 初めての山歩き §
お正月の初詣を兼ねての登山。
大阪府千早赤坂村にある金剛山へ。

良く整備された階段状の登山道を登り始めました。
くるみはグイグイと飼い主たちを引っ張りながら、ハイペースで登っていきます。
飼い主たちはくるみのペースに巻かれて、息も切れ切れだというのに。

山頂の広場に着いた時、くるみはとてもうれしそうにはしゃいでいました。
「まだまだ行けるで!」と体力が有り余っている様子で。

帰りの車の中でのくるみの疲れきった、でもとても満足そうな寝顔が
次の山歩きの理由になりました。


§ 山選び §
山歩き一家としてはひよっ子の我が家が語れるものではありませんが(^^;)
いくつかの失敗と諸先輩方からのアドバイスにより、我が家が山選びの基準にしていることです。

・犬をサポートして歩ける高さ、距離の山であること
・所要時間はガイドブックなどにある通常時間より1.5倍から2倍かかると考え、日帰りできる山であること
・岩場、鎖場、ガレ場の情報を得、それが犬をフォローして登れる範囲の山であること
・駐車場があること
・犬禁でないこと


下山途中にくるみが疲れて爆睡した事があり、抱っこで下山しました。飼い主の充分な体力の範囲で登れる山でないと危険です。
私たちは他の登山者を優先して歩くので、思ったより時間がかかります。
傾斜の厳しい箇所はお尻をささえて登らせるのは簡単ですが、恐がって下りられなくなると大変です。
また犬連れの移動は車になるので、駐車場は必要です。
犬禁の山については、それなりの理由があると思うので無理に立ち入ることはしないようにしています。


§ 山と犬と登山者をめぐる問題 §
犬連れ登山について問題視されていること。
くるみ一家はネット上で初めて知りました。

私たちは他の登山者の迷惑にならないよう気をつけて登っているつもりでした。
それでもいけないのでしょうか?

確かに山をドックランのように考えている犬の飼い主に出会うことがあります。
ウンチを拾わない…自分の犬の世話もできない飼い主さんもいます。

これは山においてだけではなく、街の中で起こっている問題と同じでは?
犬をしつける教室はいっぱいあるのに、飼い主をしつける教室がないのは何故でしょう。

犬と山を歩くことで、私たちは犬と飼い主のしつけについてあらためて考える機会を得ました。


…犬が登ると山が荒れる?本当ですか?

一人の登山者が登るたびに足元が崩れるような脆い山に登りました。
石で階段を作ったり、木道を作ったり、崩れそうな山を騙してまで登山者を受け入れている山。
百名山の名をもらったためでしょうか。毎年何万人という登山者が登るそうです。
山頂に立った時、山の悲鳴が聞こえた…気がしました。

山を本当に荒らしているのは人間なのでは?
わかっていても私たち人間が山を自然を求めてしまうのは何故でしょう。

犬と山を歩くことで、私たちは自然を守るということをあらためて考える機会を得ました。

山と犬と登山者がみな、共存していく方法はないのでしょうか。


§ くるみはやっぱりお山が好き §
山頂に着いた時、できる限り写真を撮ります。
標高○○○mという看板と共に。
その時のくるみの顔は誇らしげに見えます。


納戸からトレッキングシューズを取り出す時。
それを車に乗せる時。
くるみ用の小さなお弁当箱をリュックに積め込む時。
登山口へ到着した時。

くるみが大はしゃぎする時です。

くるみはやっぱりお山が好きなんだなと感じます。


§ 短足犬への褒め言葉? §
「短い足で...」

くるみと山を歩いていて、しばしば掛けられるのがこの言葉。

「短い足でよく登ってきたね」
「短い足だから大変だったでしょ」
「こんな短い足で登れるの?」
「短い足で...」

短い足のどこが悪い!!
そんな風に少しムッとしたこともありました。
でも近頃はちょっと違います。
これは短足犬だけにかけられる褒め言葉なのでは…と。

短い足だと不便と思われるのでしょうか?

確かに段差の大きいところや傾斜の厳しいところなどは助けが必要だけど、
この短い足と長い胴は重心が低く、岩場なども実は這うように安定して登れるのです。
数々の難所も、この短い足だからこそ飼い主と犬が協力して一つ一つ越えていく楽しみがあるのです。
普通の人が気楽に歩ける低山も、私たちには大冒険並みの楽しみが味わえるのです。

「短い足で...」
今度言われたら、こう応えようか。

「ありがとう。短い足でもがんばってるよ!お山を楽しんでますよ」ってね。