真実を写すのが「写真」じゃい!
最近、趣味に昇格した写真についてちょっと述べておきます。
〜切っ掛け〜
1999年春頃から何故か写真に興味を持ち始めた。
まず最初に写真を撮ってみようと思った切っ掛けは、1998年にタイに旅行に行くために、OLYMPUSの「L-20」というマニュアル設定なしの一眼レフカメラを買ったことからであった。
その時は初めての海外なので、ただ単に記録として残しておきたいという思いがあっただけ。
だから、詳細に設定ができなくてもいいや、という思いで買った。もし必要であればまた買えばいいし。
それからは、何かの行事(例えば友達の結婚式とか会社の行事とか)で撮影しただけだった。
本格的に写真をやってみようと思ったのが、1999年のゴールデンウィークに上高地に行ってからだった。
その頃から少しずつ写真に関する本を読み始め、どう撮影しようかと考えるようになった。
しかし、この「L-20」というカメラはちゃんとした一眼レフから見れば中途半端なカメラ(マニュアルフォーカス不可、露出設定不可)で、思い通りの写真を撮影するには物足りなかった。
シャッタースピードを誤まって設定(日中なのに4秒)してしまい、露出オーバーした写真ができたりした。
新しいカメラを買い換えようかと考えたが、お金がないので我慢して、フィルターを使って表現の工夫をしたり、「構図」を整えたりして撮影していた。
また、上高地での写真がなぜ失敗したか原因を探るため、また色々と写真撮影に関する本を買い始めた。
本を読むに連れ、今のカメラでは撮影に関して限界があると思い、とうとう我慢できず、一眼レフを買う決心をした。
本当ならPENTAXの「MZ-7」がほしかったのだが、値段がちょっと高かったため、諦めてしまった...
とにかく安いものをということで物色していると、とあるお店でCANONの「NEW EOS Kiss」が「約5万円」で売っていた。
「これは買うっきゃない!!」ということで、買ってしまった。
これは、1999年11月のこと。
ここから僕と写真の本格的な格闘が始まったのであった...
〜本格的な趣味に昇格〜
とにかく「絞り」やら「シャッタースピード」、「露出」等々わからないことが多く、玄光社が出版している入門編の類いの本を買って読みあさった。
(7冊くらい買ったかな。それ以外にも月刊誌とか。月刊誌の愛読書は「フォトテクニック(隔月刊誌)」。)
しかし、最初から理解できるはずもなく、Try & Errorでとにかく写真を撮りまくった。
そうすると不思議なもので、わからずに本から習得していた知識と失敗を通して得た情報がうまくリンクして「なるほど! そういうことだったのか。」という状態になった。
わかったのはわかったんだけれど、深く考えていくと色々なことができるし、こういうときにはどうすればいいのだろう、という疑問が次々と湧いてきて、また本を読むという繰り返しになるのであった。
この時点で思ったことは、ただ単に写真を撮影するだけであればそんなに難しくはないけれど(カメラまかせのオート撮影機能に任せておけばいい)、自分が思い描く写真を思った通りに撮影するというのがどれだけ難しいことか。
「構図(フレーミング)」「露出」、大きく言うとこの2つが写真を撮影する上での重大要素である。
これらを細かく分けていくと、さらに色々な要素(「絞り」「光の状態」「レンズのこと」等々)となっていく。
色々と突っ込んで勉強していくと「本当に写真は奥深いなあ」というのが実感としてある。
(言葉の細かい説明は割愛します。)
〜とうとう写真にはまってしまった...〜
始めてみると何でそんなにはまるのか。それは、思ったとおりの写真ができあがったときの嬉しさ、喜び! そして、素人には多いのだけれど、そういうつもりで撮ったわけではないのだけれど、いい写真ができるときがある。これも意外な喜びとなる。(苦笑)
また、他人に見てもらうことの喜び、これもある。これがものすごく励みになるし、やる気になる。例え下手な写真を見せることになっても。
こういうところからはまっていくんだよね。意外にも女の人でも真剣に写真を撮っているのはこういうところがあるのではないだろうか。
と、ここまではまっていくとちゃんとしたレンズがほしくなるもので、2本新たに購入した。
外付けフラッシュも購入した。
ハァ〜、こうなってくるとそのうちカメラボディのほうもそれなりのものがほしくなるんだろうなあ。
ボンビー(死語)になるのが目に見えている。
しばらく「NEW EOS Kiss」で頑張ってみるけれどね。
ここまでくると、やっぱ「女の子」写真とか撮ってみたくなるよね。ということで〜、モデルを大大大募集なのです〜。(ASAYAN風に。)
ま、冗談だけれど。(笑)
〜写真を始めて何がよかったんだろう・・・〜
写真を初めてから本当にためになったことがひとつある。
それは、写真を撮影する上においての主題の見せ方、に関して。
写真の原則として、ただ単に漠然と写真を撮っているわけではないから、当然主題がある。
その主題を際立たせるには色々考えなければならない。
「フレーミング」「露出」「絞り」等々。
「フレーミング」の分類に入るのだけれど、被写体を際立たせるには、まず背景はできるだけシンプルにというのが原則。
特にポートレートの場合はそう。
背景をシンプルにさせるには2つ方法がある。
「絞り」を「開いて」背景をボカす方法。
もう一つは、余計なものはフレームの中に入れないという方法。以下の写真がいい例かな。ちなみにこれはデジカメで撮影したものです。
背景には一杯草があったんだけれど、背景をボカスことにより、主題の花を目立たせている。
さあ、主題はどれでしょう?背景もボケていない、まわりの花も同じように写ってしまっているので、ゴチャゴチャした写真になっている。写真に詳しくない人が撮るとこういう写真が多いのではないでしょうか?
どうしても背景をなくせない場合は、ちょっとフレーミングを変える、もしくは背景を選ぶだけで主題の浮かせ方が変わってくるんだよね。
雑誌のグラビアとかは、上部の写真が多いと思う。極端な場合だと、横に寝そべっている写真で、顔だけ焦点が合ってて、足とかがボケてしまっている写真。こうすることにより、被写体の顔を強調しているのだ。
背景の処理の仕方は、理屈では分かっていてもこれがなかなか難しいのだ。
でも、これを学んだお陰で、仕事や他の趣味においても何をやりたいのか(主題は何か)ということを常に念頭におく癖ができたので、役に立っている。
書類を書くにしても、とかく色んなことを書きたくなるけれど、ちょっと書き方を工夫し、言いたいことを目立つようにすれば(文字を大きくするということではない)全然違ってくる。
見る方も分かりやすくなる。
(理屈で言えばそうなんだけれど、正直まだまだ満足のいく書類の書き方はできていない。)
とか言っておきながら、このホームページはあまりいい見せ方ができていないな、と反省。(苦笑)
また、写真をすることにより、視覚に関する感覚がちょっとはよくなってきたと思っている。
色々な風景を見ては、どういう構図にするか考えてしまうのよね。
これは思わぬ効用であった。
ということで、写真を切っ掛けに、次は「絵」を書きたいと思っている今日この頃。
水彩画とか油絵ではなく「日本画」や「水墨画」を書きたい。
「日本画」や「水墨画」は、さっき言った「主題の際立たせ方」の典型だと思う。
そのうち始めようと思っている。
一つの趣味がこんなに色々と広がっていくとは...
嬉しいんだけれど、お、お金がぁ〜。
(結局行き着くところはそこなのね。)
いい写真ができたら少しずつこのホームページで公開していこうと思っている。
ということで、さっそく1枚だけ。本当なら他にもあるんだけれど、後輩の結婚式の写真とか、もろ友人・知人の顔が写っているので、ここでは公開できないのが残念。
この写真は、江ノ島で撮りました。カップルが奇妙な格好をしているのでとっさに撮りました。バックに富士山を入れてね。そこそこ気に入っています、この写真。