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レッドカード・ムーブメント
                                                                 
                                                        
                                                                                                                                                                

                                                                                         
 「米軍基地の現状を見て欲しい、基地はいらない」その思いをい形に                            
  
 


 私たちは「米軍基地はいらない」と言う切なる気持ちで一杯です。しかし昨今、平和を願う純粋な思いが風化し、曖昧になり、混乱して来ていることに危険すら感じます。

 政(まつり)ごとならぬ、祭りごとの印象を残したイベントサミットは終わり、普段の生活に戻りました。そして、嘉手納基地には米軍航空機が、耳をつんざく爆音をたてて飛び交っています。各国の首脳に平常の在沖米軍基地の状態を見てはもらえず、サミット期間中だけの静かな時間は終わりました。800億ドルもの日本国民の税金を使った超豪華サミットでしたが、結局、日本の首相は、在沖米軍基地問題を全く取り上げてくれませんでした。他方クリントン米大統領は、米軍基地を沖縄に押し付けるために完璧なパフォーマンスを披露してさっそうと嘉手納基地から飛び立ちました。日本政府は一体何の目的で沖縄でサミットを開催したのでしょうか。
 しかし
嘉手納基地包囲「人間の鎖」での「レッドカード・ムーブメント」は、国内外のメディアの注目の的となり、予想もせぬ大成功を納めました。27100人もの人が鎖となり、赤い色が17キロもの嘉手納基地のフェンスを包囲したのです。フェンスにくくりつけられたまま残された数多くの赤いリボンが、人々が去った後も静かに、しかし強く「基地は要らない」と言いつづけているようでした。そしてアンテナに赤いリボンを付けた沢山の車が誇らしげにさっそうとリボンをなびかせて岐路につきました。今も路上で赤いリボンを付けたオートバイや自動車に出会うと「あの人も基地は要らないと言っているのだ!」と、分かり本当に嬉しいものです。

 サッカーの試合で、審判がレッドカードを提示すると、選手は退場します。長居を決め込む在沖米軍基地に対して、沖縄県民が審判となり、レッドカードを示しているのです。

 
赤い色なら何でもレッドカードと同義で、言葉や文字を使わずとも、鮮やかな赤色で意思を簡潔に表現すると言う趣旨は、かくも多くの人々の賛同を得ました。様々な理由で、米軍基地反対運動に参加出来ない人でも、日常生活の中で赤い物を使用するだけで、米軍基地反対の気持ちが伝わり、とても分かりやすいと支持を得ました。そしてレッドカードや赤い色を媒体として、団体や個人の連帯感が、じわりじわりと広がっていくのです。

 赤い色で平和を訴えるこの呼びかけは、米国人に対してや米軍人個人への排斥運動ではありません。もちろん政治や政党、特定の団体や組織、又は宗教やイデオロギーや思想、等々には関係なく、一人一人が自分のスタイルで表現する自主運動です。
   全ての人々に呼びかけて、世界に平和のメッセージを届けましょう。

 「米軍基地はいらない、戦争反対、基地汚染反対、基地公害反対、米軍による事故や犯罪はもういやだ。沖縄の土地、主権、そして静かで平和な沖縄を返して、軍隊で平和は築けない」

 ベルリンの壁が崩壊し、38度線が遠からず消え、次は嘉手納のフェンスが倒れる日が必ずやってきます。フェンスを越えて広大な芝生の上を皆で走り回る光景が、胸の中にはっきりと映ります。


"I say to you today my friends - so even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream." - Martin Luther King, Jr. 1963





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レッドカード・ムーブメント         車のアンテナに赤いリボンを!
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