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後藤おじさんの新刊案内
                 沖縄の本のご紹介




沖縄戦・基地・・・近現代史等々を中心とした書籍を紹介します。 沖縄戦や沖縄の基地問題は、 沖縄だけでなく日本国の社会を理解する上で避けて通れません。 また沖縄社会の様々な現象が、沖縄戦や米軍基地の問題を暗に語っています。 例えば、「おばあ」や「そば」の本も、一見無関係のようにみえますが、 「おばあ」は 沖縄戦や「銃剣とブルドーザー」を体験してきた世代なのです。

沖縄は出版流通の難しい地域です。 ISBN番号のない本はざらです。そういう本は沖縄で出版社が足で本屋に卸しています。 奥付が、流通時期と合わないこともざらです。 ですから、随分前の日付のものでもここでは 「新刊」となっていたりします。 本土出版の、特に、マイナーな、あるいは雑誌などは、 沖縄で入手するのは絶望的です。 インターネットで入手可能でしょうが、「沖縄」は、 送料込みだと「倍以上」することがあります。 定期購読すればいいのですが、それほどの余裕は ありません。ぜひ、逆に、ご紹介ください。

これは、あくまでも「図書案内」なので、 入手のお手伝いはいたしません。 ISBN番号で注文されるか、 「問い合わせ先」などにお問い合わせください。

ま、そういう意味で 沖縄の「後藤おじさんの沖縄・新刊案内」 というところです。


2001年8月  沖縄県在住  後藤おじさん 






本のタイトル
著者名
定価
出版社
ISBN番号
販売先
入手方法
後藤おじさんのコメント


「ガイドブック 首里城−なりたちから今日まで」
久手堅憲夫著 2001.7.27 あけぼの出版
問合せ先 098−888−2980
1300円+税

 文字通りガイドブックなのだが、「あけぼの出版」は、沖縄人民党機関紙「人民」縮刷版などを出版しているそういう出版社である。

 「沖縄戦と米軍占領下の首里城」という項目を設け、(その部分のみ久手堅憲俊氏執筆)興味深い。




「歌集 歌はわが杖 わが祈り」
里山るつ著 2001.7.30 2000円
自費出版
問合せ先 名護市済井出1192 里山るつ

 里山さんは1922年生まれ、12歳でハンセン病発病、1942年失明、1947年以来沖縄愛楽園で生活。

 「幼な日に 叔父の面 浮かぶ 平和の礎の 刻銘なずる」
 「病ゆえ 学校やめし 母を訪える友は 戦後無事かと この頃思う」





「アンヤタサ!沖縄・戦後の映画 1945−1955」
山里将人著 2001.8.25 2000円+税
ニライ社 ISBN4-931314-50-3

 山里氏は今年67歳の外科医。発表論文は映画関係多し。
 戦後沖縄の娯楽の王様、「映画」。
 資料も充実、おもしろい。
 「アンヤタサ」は「なつかしいさー」とでもいう意味か。


【8月24日】
結局、夏休みは取れそうにありません。 ま、適当に休んではいますが、 「仕事と休みの境」があいまいです。



母に生かされて

川満 彰著  
2001.5.31  
自費出版 
1800円   
問合せ先 具志川市兼箇段228−3  

川満は沖縄・平和ネットワーク会員。  1941年、宮古島・狩俣から23世帯が  満蒙開拓団として旅立った。  ひとつの家族が、どうなっていくか、  川満は自分の父、おばを通して  「民衆史」をていねいに試みている。





地域と関わる 沖縄総合学習  大好き与那原 山原船がきた海辺の町

宮城アケミ著 
2001.7.25   
民衆社 
2600円+税  
ISBN4-8383-0836-1  

宮城は丸木政臣氏主宰の  日本生活教育連盟のメンバー。(?)  与那原東小学校の教師。  そう、かつてやんばるからの船がやってきた、  軽便鉄道が走っていた与那原。  今は海もなくなり、排気ガスの町になってしまった。  文字通り「総合学習」、こんな勉強、  沖縄の小学生はしている。





歴史と実践
第22号
2001.7.
沖縄県歴史教育者協議会編集
1000円
問合せ先 琉球大学教育学部里井研究室 098−895−8343

「真実と教育に背を向ける教科書」、  「米軍基地と私たちのやんばる」、  「アメリカ化した北マリアナを考える」、  「授業実践 21世紀を展望する」、  特集4本、18人の執筆者。





100の指標からみた 沖縄のすがた

2001.8
300円
沖縄県企画開発部企画調整室編
(社)沖縄県対米請求権事業協会編集・発行  
問合せ先 098−863−1632  

11分野100項目の、沖縄が全国でどのような位置にあるかを  あらわしたブックレット。  これは使える。300円で発行できる怪。原価割れだろう。  タイムス、新報、8月23日朝刊1面トップで、  ほとんど売り切れとのうわさ。



【8月12日】 夏季休暇がいつとれるか、 不安な沖縄の後藤です。



ボルネオに渡った沖縄の漁夫と女工

2001.6.15  
望月雅彦著 
1500円  
ボルネオ史料研究室  
03−5648−8338  

著者は、ボルネオ・サラワクなどの沖縄移民研究家。  
詳細は  http://www.borneo.ac/  資料としては貴重。





細道の奥 −マヤーサッテ那覇の路地裏

2001.7.30  
渡辺愛美著  
ボーダーインク社 
1200円+税  
ISBN4-89982-014-3  

那覇市内の路地裏風景を撮った写真集。  
何のことはない、沖縄の、街の風景で、
著者もプロの写真家ではなく、
写真屋でパートをやってるらしい。  
しかし、あ、こういう写真、自分でも撮っておきたい、  
という写真ばかり。やられた、っていう感じ。  
「まやーさって」とは「惑わされて」という意味。



【8月5日】 パソコンも体調も不調で、 また、案内が遅くなってしまった。



底辺の女たち −基地の街に生きる  
PART1・コザ編  PART2・吉原編   


2001.5  
沖山真知子著   
1000円  
ひろ編集工房(098−853−4954)  

著者は、1944年生まれでコザで育ち、
現在宮古・伊良部町在住。  
20歳で書いた短編が、
当時の「沖縄新潮」で入選。その5年後、  
本編を書き、あたため今回出版した。
いわゆる、戦後沖縄の米兵相手の
女性たちを描いた小説だが、
このテーマは、まだ「小説」でしか表現できない。  
稚拙といえば失礼だが、
当時の雰囲気を知るには読んでおきたい。
沖縄でもやっと手に入った。





自決 こころの法廷

2001.7.30 
澤地久枝著  
1400円+税 
NHK出版  
ISBN4-14-080619-2

1903年沖縄で生まれた親泊朝省は、県立一中から、
陸幼、陸士を経て終戦時陸軍大佐。(陸軍報道部)
1945年9月3日、妻、子供2名とともに「自決」した。
澤地は聞き取り調査、資料発掘により、「真実」に迫る。





憲法を実践する村−沖縄・読谷町長奮闘記−

2001.7.31  
山内徳信著  
1800円+税  
明石書店  ISBN4-7503-1447-1  

いうまでもなく、山内は高校教師を経て、
読谷村長を23年半、大田県政で県出納長。
題名通りの内容は圧巻。





「なんぶ文芸」創刊号

2001.8.1 
沖縄県南部連合文化協会(098−888−5966)  
1500円税込み  

特集は「南部をめぐる戦争と平和と未来」と
「南部の歴史・文化・自然」。  創刊号にして306頁は見事。
2号以下の継続を望む。





うちなーぐち死語コレクション  

2001.8.1 
青山洋二監修・新垣光勇編著  
1800円+税  

生活と言葉が一体だとすれば、うちなーぐちは  
現実に衰退しつつあるかもしれない。  
村の鍛冶屋がなくなったのだから、  
「かんじゃーやー」という言葉はなくなるわけだが、  
「金物屋」や「金型細工」なども、  「かんじゃーやー」と呼ばれるような・・・・。  



後藤おじさんへのメール
fwgk4969@mb.infoweb.ne.jp



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