0001 人間なんて (2003/10/21)
え〜、本日から始まりました『アコギの子守唄♪』でございましてぇ。今後とも可愛がっていただきたいと思ってるわけですが。こう、初っぱなから見ていただいた皆様方に、最初にいくつかご説明させていただいておこうと思います。因に、これ書いておくと行数稼げるので私も助かるのです(笑)。

まず、タイトルにある『アコギ』ってのは『あこぎな奴』のアコギではございません。書いている私も決して阿漕(貪欲)ではございませんでして、実に欲の無い?実に無欲な?はたまた実に無益なモノに一生懸命なれる人なので、そういう意味では無いのです。じゃあ何で『アコギ』なのかと申しますと、『アコースティック・ギター』を縮めた『アコギ』でして、なんでも縮める日本人の悪いクセですが、本人も解ってやってますので許してあげなさい。

続いて内容ですが、昔からフォークにドップリ浸かってた私が、過去に感銘を受けたレコードを紹介しながら、当時のエピソードやタイトルにまつわる話などを書いていこうと思っております。老いたる者には呼べど戻らぬ郷愁を、若い方には目新しい発見があるやも知れません。まぁ、簡単に言えばシュンローのジェットストリームみたいなモンですかネ?唄の紹介を交えてエッセイを綴る…と。まぁ〜、なんて品の無い城達也だコト…。

さて、最初の『アコギの子守唄♪』は『人間なんて』です。この唄は吉田拓郎の変り種曲のひとつで、私が最初に「この人は凄いな…。」と感心して聴いた1曲でした。この曲を初めて私が聴いたのは中学2年だったでしょうか?同じ歌詞の繰り返しにトリップしていく感覚を感じずにはいられなかったんですな。こう、くり返しくり返し言われながらマインドコントロールされる感じでしょうか?ひと頃、こればっかしうたってた記憶があります。あんまりにも感動したので、翌年の文化祭で私もこの唄を歌いましたからネ(なんせ、ギターのコードも3つ覚えたら弾けるというお手軽さも手伝った)。

「人間なんてラララララ〜〜〜…」のくり返しが殆どで、本当はこの「ラララララ〜〜〜」の中に吉田拓郎は何か歌詞を入れたかったのだ!そんな勝手な想像をするだけでもワクワクしてましたネ。ホントのトコロはおそらく、歌詞が浮かばんのでスキャットにし、さらに個人個人で好きな歌詞を当てはめるだけで共感出来る…という計算もあったんでしょうが、その頃の私は純だったので単純に喜べたのでした。

このスキャットっては、最近の唄には少なくなって来ているように思うのですが、何でなのかな?昔はスキャットだらけの歌がけっこうあったんだが、最近は全然聴かなくなったように思うのです。『人間なんて』でスキャットを聴いた時、私は『あしたのジョー』の「だけど〜ルルル〜〜〜ルルル〜〜〜…」を思い出しまして。あれは、尾藤イサオが歌詞忘れてああなったそうですが…。蓋を開けるとつまらんコトってのは多いのかもしれません。

多様化した現在、人間としてとか、人としてとかの本来の意味が問われるようになってる気がしてならないんですが。もしかしたら今こそ『人間なんて』の「ラララララ〜」の意味を各自考える時代に来ているのかも知れませんネ…。