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0024 いつのまにか君は (2004/4/13)
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| とにかく多感だった中学の頃、AMラジオから流れて来るいろんな音楽にかなりドップリ漬かってしまっていたと思う。なんせ音楽って言うモノにかなり遅くまで興味が無かった私は歌謡曲にうつつを抜かすようになったのも小学校のもう終わりの頃からだったのだ。なので、それからの数年間はどの唄も新鮮に聴こえていたように思うし、どの唄にも影響を受けていたと言っても過言では無いだろう。
当時ヤマハが主催するポピュラー・ソング・コンテスト(略してポプコン)ってのがあって、最初は外国の曲ばっかりだったが、途中から日本人のミュージシャンもドンドン参加しては賞を取ってヒットを飛ばして行った。その殆どが一発屋としてバカにもされたが、なかなかどうして良い唄も中にはあったのである。今回、ご紹介するのはそのポプコン第5回世界歌謡祭グランプリを受賞した『いつのまにか君は』である。浜田良美という女みたいな名前の髭を生やした山幸彦海幸彦みたいな雰囲気の男性が歌っていた。 この人のコトは日記などで、以前から何度か名前を出しているのだが、このコーナーに持って来て良いモノだろうかと何度も悩んだ。この人の音楽をフォークとも呼びにくいし、そもそも世界歌謡祭ちゅうくらいだから歌謡曲と呼ぶに相応しい気がしていたからだ。唯一本人が作詞作曲して歌っているという点だけで無理矢理持って来たのである。しかしながら、私個人としてはこの人を語らないといけない理由もあったので、いつかは絶対に書いてやろうと目論んでいたトコロもあったのだ。
…って、誰に許しを乞うてんだ?わたしゃ!? まぁ、そんな訳で私は浜田良美みたいになりたいと当時は憧れとったんだ。しかし、頭身が悪かったので全然違うタイプになっちゃったけどな。人からはピンカラ兄弟みたいネ…って言われても、本人は浜田良美のつもりだったんだ。いやぁ〜ん我次郎?とか言われても、本人は浜田良美のつもりだったんだ。なんか書きながらドンドン嫌な想い出が浮かんで来たが最後まで頑張るぞ。クソ。 ♪何万人かにひとつだけの贅沢な青春 『いつのまにか君は』のサビの部分は、短い若い瞬間に何かを始めろ!と肩を叩いた。しかし多くの若者がそうであるように、自分が何者なのか?何処に行けば良いのか?も迷っている私にとって、その歌詞は気持ちばかりを急かせるモノでしか無かった。焦れば焦る程、自分の無力さに打ちのめされるだけに終わった。それでも何かをしないでは居られず、闇雲に手を出しては失敗し、失敗し、失敗し………。そんなのが何年続いたんだろうか? よく若い頃に戻りたい…って言う人が居る。でも私はもうゴメンだ。もうとてもじゃ無い。あんな辛くて悲しくて気持ちの悪い時期には絶対に戻りたくない。 ♪いつのまにか君はこんなに歳とって 夢を持て!なんてなコトを良く言う人が居て、私もたまにつかってたりする。でも、あの若かった頃、不安だった頃、恐かった頃、一番欲していたのは、居場所だったようなそんな気がする。何処に行っても何をしても自分の借りの姿にしか思えなかったあの頃。じゃあ、本当の自分はどう生きて行けば良いのか解らなかったあの頃。あの頃の、得体の知れない恐怖が無くなった今、私は居場所を見つけられたんだと安堵する。 若い方、今はいっぱい考えて悩んで失敗して恥かいてバカやりなさい。全てにおいての自分の限界が見えてきて、それを自覚せざるを得なくなった時。その時からあなたの居場所がドンドン見えて来ます。今はとっても苦しいでしょうけど、今それをしないで手を抜いちゃうと…その若さも無駄になってしまいますヨ。※聖パウロの言葉より(嘘)。 |