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0046 たまらん節 (2004/11/2)
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| 今週はフォーク関係無しで話進めるからネ。先週、やっと松山千春でフォークに戻って来たけど、もう関係無しなんだモンネ。しかし、70年代において、彼の存在の大きさや影響力は、ここに記しても良い筈だし、誰もが認めてくれると思うんだわ。そんな訳で今回は70年代を代表するヒーローとしてショーケンこと萩原健一で書いてみたいと思う。
ショーケンがGS出だって話はムッシュかまやつの項目で触れたと思うが、当時(60年代後半)から彼の人気は沢田研二と二分するくらいモテモテであった。とにかく二の先だったのヨ。可愛い顔しててネ。♪オ〜〜〜ママ〜ママ〜〜〜と歌ってたんだわ。 スターの成功条件ってのがあって、これは私が勝手に思ってるコトなんだが、最初はミーハー受けで女の子のファンだけでもエエんだわ。しかし、女性ファンってのは得てして気紛れなモンでして、やがて年齢と共に好きな対象が変わって来るので信用出来んのですな。そこで、その後男性ファン、同性のファンが付かないとそこで終わってしまうのです。これは、女性のスターでも同じですな。異性にもてはやされた後に同性ファンが付かないと支持率が減ってしまいます。 ショーケンもこの条件を満たし、70年代に入ってから不良野郎達の神様的存在になってきます。これはドラマ『傷だらけの天使』の影響が大きかったんでしょう。その日暮らしのチンピラ探偵の彼の刹那的な生き様は、当時の不良達のバイブルでした。『傷天』のショーケンを見習い東京に出ていった友人も数多くおりましたネ。喋り方から、タバコの吸い方、品の無いメシの喰い方。当然、服装や髪型までみんな真似して、どれだけ若い男達から支持を受けたか解りませんでした。その後のドラマ『前略おふくろさま』の影響で、調理師学校への入学者や、板前修行を始めた連中もかなりの数だったコトと思います。
近年、ショーケンはもう役者のイメージが定着し、若い方は彼が歌手だったコトをご存知ないかも知れません。「萩原健一…ああ、居酒屋ゆうれいの?」そんな答えが返って来そうな気がします。 金城武が出て来た時、私は若い頃のショーケンを思い出しました。顔が似ているんです。でも、スマート過ぎて、ショーケンを綺麗にしただけの印象しかありませんでした。可愛くて、やんちゃで、危なっかしくて、真直ぐで、ハングリーで、野性的でもあったショーケン。カッコ悪いんだけど、カッコイイ。 「あいや〜〜〜、そりゃ〜ないっすヨ〜!」 10代の頃のコトを思い出すと、その中にショーケンを意識した仲間と私が居ます。髪の毛にポマードを付けてベッタベタにし、シャツのボタンを胸元まで外して襟を立て、タバコを摘むように持ち、口を「イ〜〜〜!」ってしながら煙りを吸い、ウンコ座りしてる姿が浮かんで来ます。あの時代だからこそ憧れ、あの時代だからこそ輝いていた萩原健一…。彼のようにスターはもう出て来ないんだろうな…。 なお、今回のタイトルの『たまらん節』はショーケンが撮影の辛さから自作したと言われる名作である。『傷天』ファンだった人には、まさに『たまらん』懐かしい唄の筈だ…。 ♪たまら〜んたまら〜んたまらんぜ〜 |