0049 別れのサンバ (2004/11/23)
唄が歌いたくて私もギターを覚えた訳なんですが、こう30年程弾いてても上手くなる訳でも無し。また、上手くなりたいっていう向上心の無い奴だったりする訳ですが…。だからと言って、何も持たないで気を付けして歌うのもバカみたなので、やっぱりギター抱えて弾いてる訳でして。そうなると、やっぱりもうちょっとくらい上手になりたいな〜と思っちゃう訳なんですわ。

ギターの上手い人ってのはいっぱい居られまして、チャーさんのライヴ行った時もスンゲ〜!って思ったし、他のギタリストの弾いておられるのもスンゲ〜!って聴いてる私なのです。んで、ハードロックなんかのリードギターもカッコイイんですけど、私が惹かれるのはジプシー・キングスみたいな感じのやら、フラメンコ・ギターの速弾きとかに特に惹かれる訳なのです。彼の奏法がその手のモノなのか詳しくは知らないのですが、そんなギターのカッコイイ〜弾き方をされる人を今日はご紹介いたします。盲目のシンガー長谷川きよしさんです。

先に書いておきますが、私は長谷川きよしさんの唄は2曲しか知らないんですな。今回タイトルにさせていただいた『別れのサンバ』と、作家野坂昭如氏も歌ってた『黒の舟歌』だけなのです。最初に聴いたのは『黒の舟歌』のほうでして、こちらを聴いた時はギターがどうのとは思わなかったんですが、『別れのサンバ』を歌ってるのを見た時はあまりにも感動してしまい寒気がしましたネ。ど、どないして弾いてるねん?と…。

目の不自由な方は耳が良いとか言いますわな。五感の中の一つが使えなくなった分、他の感覚が補おうとするんでしょうかネ?私は自分が出来ないとすぐに言い訳を考えたがる情けない男ですので、自分が五体満足なので五感が大して伸びないのだ…と解釈したかったんですわ。なので、五体満足な奴が上手にギターを弾いてると、思わずギター弾けんようにそいつの手ぇ〜潰したろか…とか思ったりしましたな。いや、ホンマにはしませんでしたが…。

物騒な私の性格の話はコッチ置いといて話を戻しましょう。

『別れのサンバ』を最初に聴いたのがいつだったのかは忘れましたが、多分ラジオだったと思います。んで、その後テレビで歌っているのを見てカッコイイ〜って思っちゃったんですわ。自分で弾き殴ってましたからネ。ラジオで聴いた時はバックで他の人が弾いてると思ってた訳です。

こういうの見ると、やってみたくなるモンでして、早速ギターを抱えて真似してみようとするんですが、何をどう弾いて良いのか解らない。サンバのリズムが解らない。サンバの弾き方が解らない。あ…、サンバで思い出しましたが、私が生まれる時に世話になったのは医者では無く産婆だったそうです。いや、そんな話はどうでも良いな。とにかく、どない弾いたら良いのか解らないので、結局適当にストロークで弾いて歌ったのでした。因に今でも弾けません(笑)。
村治佳織さんくらいにならんと弾けんのだろうな。
ゴンチチさん達も弾けるんだろうな。

ギターばっか誉めましたが、この唄は曲も良い感じなのよネ。ちょっと歌いにくいクセのあるメロディーで、例えて言うなら野際陽子さんが歌ってたキーハンターのテーマみたいな感じなのネ。聴いてるとちょっと恐いのヨ。どっかに連れて行かれちゃうような不安なイメージがあんのネ。リズミカルなんだけど暗いのネ、それがとっても良いんだけど…。

こういう曲を私もいつかは作ってみたいな〜って思ってんだけど、未だに取っ掛かりが掴めず、もしかしたら一生私には手の届かないメロディーなのかも知れないって思うのでした。

まだ、聴いたコトの無い若い世代の方。機会があったら是非聴いてみて下さい。なお、長谷川きよしさんは今でも現役で歌っておられます。