0060 詩を書こう! (2005/03/29)
前にも書きましたが、唄は他の音楽と違って歌詞が付いてます。ですので確かにメロディーも大切なのですが、唄である以上歌詞も重要なモノとなって来ます。今回は歌詞について考えてみましょう。

とは言うモノの、わたしゃ学生時代から国語の成績はビリから数えた方が早いくらいでして、文法的なコトに関してはサッパリでして、そっちは私が習いたいくらいでごじゃります。ですので、私が今回書くコトは永年色んな歌詞を読み書きしてて感じたコトなどを独断と偏見で書いて行こうかと思います。

まず最初に言いたいのは、手垢の付いた言葉を並べて詩を書かない!
…これです。
はっきり言ってつまんないんですわ。絵で言うと、綺麗に描けているけれど、こじんまりとまとまり過ぎてて面白みが無い!ってのになってしまうんですわ。それも、手垢の付いたどこにでも転がってるような言葉ばっかりだと、聞き流してしまい印象に残らんのですな。あれ?今のトコ何でそんな言い回しにしたの?…くらいのモノで丁度良いんですわ。

思い出してみて下さい。過去に聴いた唄の中で、感銘を受けたり、感動したりした歌詞って、どこかしらそういった変わった歌詞になってる筈なんですヨ。すんなり流されないで、「え?」って思わせるような言い回しを必ず入れて下さい。つまり、「よう、こんな言葉を唄にしよったわ〜!」と呆れさせるくらいの方が歌詞には適しているのです。ただし、全部が全部にそのような変わった歌詞にしちゃうと、かえってインパクトが無くなり、さらには共感までされなくなるので控えましょう。ポイント的に使うのが効果的でしょう。

次に…ってか、これが最初でしたネ。テーマを明らかにしましょう。
前にも触れましたが、テーマの無いモノは人の心に伝わりにくいです。訳の解らん詩を書いて、解らん奴を「解って無い!」とか言う人が居ますが、解らんように作って解らんのは当たり前です。しかも、エセ芸術家に見えるので好感が持てません。正直に「解るような詩を私は書けないダメ人間です。」と言った方がまだ正直で潔いです。絶対に真似しないようにしましょう。

歌詞は経験談であれ、空想であれ、その中に自分の正直な気持ちを表すように勤めましょう。解ってもらえなかったコトを恐がっても仕方ありません。何故なら、解ってもらえるほうが確率として低いのが当然だからです。先の話と矛盾しているように感じるかも知れませんが、自分でも自分の正直な気持ちは解りにくいモノ…。これが、そうおいそれと他人に解る訳がないのですわ。

ここで算数の時間にしましょう。
まず自分の作った唄を聴いてくれる人が100人居るとして考えてみてください。この中で、おそらく3分の2以上の人間は、あなたの唄に興味がありません。または嫌い!と思う人もその中に含まれるかも知れません。これで3分の2減り30人になりました。んで、その30人の中で気に入ったのが、メロディーで詩はちゃんと聴いて無かった人が居ます。これでまた半分減ります。15人ですな。さらに残った中の人で、詩の雰囲気やワンフレーズだけを気に入った人が半分以上居るでしょう。これで5人足らずになりました。さらにさらに、その中で詩の解釈を間違ってる人が殆どです(笑)。ネ、そんなモンなんですわ。だいたいが…。裸の気持ちを書いたモノってのは解ってもらい辛いんですわ。よって、理解されないコトを臆するコトはありません。逆に解ってくれる人が見つかった時の喜びは言い表せないモノなのです。

最後に、湯水のように言葉が湧いて来る相手を知っておきましょう。
例えばそれは嫌な上司の悪口かも知れません。例えばそれは大好きな異性のコトかも知れません。例えばそれは家族のコトかも知れません。例えばそれはあなたの生活に欠かせないモノかも知れません。例えばそれは今あなたを脅かす環境のコトかも知れません。要は、あなたが気になってきになってどうしようもなく、寝ても覚めても考えてしまうモノが良いように思います。

別れた彼女のコトを思って、大学ノート3冊も詩で埋め尽くした男がいましたが、そいつのように頭の中にあるモノを全部言葉で拾い出してみるのが手っ取り早いように感じます。不満でも良いです、幸せ感でも良いです、怒りでも不安でも何でも良いです。そういうあなたの中の何かを探してみてください。

詩を書くコトは、同時に自分を知るコトでもあるのです。素直な自分と向き合ってみてください。

●今週のワンポイント・アドバイス!
自分の中に書くモノが浮かんで来ない人は、あなたの大事な人に言葉をかけるように書いてみてください。