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026 野球用品 |
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私が子供の頃、男の子が憧れる職業のトップはいつも野球選手だった。同じスポーツでもプロレスラーや相撲取りになりたいって言う男の子は居ない。も、みんな野球選手に憧れたのだった。当時はクルマも少なかったし広場も多かったので、学校から帰るとみんなグローブやバットを持って広場に行くんだ。広場には、もう数人が集まってて地面にベースとか書いて皆が集まるのを待っている。今の公園みたいに地面をならしてなくデコボコだけど、そんなコトなんか構いやしない。転んで怪我したってへっちゃらさ。だって僕達野球をやるんだ。…ってな子供達の横で1人ブランコに乗っているのは運動オンチの幼い頃の私でした。 しゃあないやん、運動嫌いなんやから…。空振りばっかすんだから…。
数分後、私の姿は広場の中央から端に移動して、再びブランコに揺られてスネていた。 「何勝手に抜けてんねん!?」 そんな罵倒を背に受けて、全然聞こえないふりをするのが私は得意だった。 数年経ち、私は中学生になっていた。そんな私が学校の球技大会で何故かソフトボールのピッチャーをやっていた。小さい頃からやって無かった私には変化球などと言う高等技術などは無く、力任せの直球勝負しか持ち合わせて無かった。緊張が走る。そんな私を察してか、キャッチャーが緊張をほぐす為にこう叫んだ。「ドンマイ、ドンマ〜イ。打たせていこうぜ〜〜〜!!」ホンマに打たせていったので、私はすぐにマウンドから下ろされた。 数分後、私の姿はマウンド上から校舎の端に移動して、半分タイヤが埋めてある上でピョンピョン跳ねながらスネていた。 |
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