| 週記『七年目の浮気』
実は私はマリリン・モンローのファンです。同世代の男はどうもあのタイプは好きじゃなかったんですが、それはその当時のお母さん方のヘアスタイル(俗に言う『おばさんパーマ』)を連想する髪型だったからに違いないと踏んでいる。つまり、モンローは女の子には見えずあばさんに見える為、女性として見れなかったと言うのが直接的な理由に違いない。また、当時の風潮として日本ではまだ女性は奥ゆかしいのが美とされ、セクシーさを売り物にしてるモノに対しての軽蔑もあったのかも知れない。 さて、今回ご紹介する映画は、あの地下鉄の通気口から吹き上げる風で白いスカートがまくれるシーンでお馴染みの『七年目の浮気』である。あのシーンは有名なのに見てない人が多いのも、先の理由からかも知れない。尚、『三年目の浮気』はヒロシ&キーボーが歌うデュエット曲で全然関係ない。 ストーリーはニューヨークのアパートに住む中年男が、妻と息子が避暑地にバカンスに行ってる間のお話だ。上の階に間借してるプロンドの美女と知り合った主人公はムクムクと浮気心が湧いて、妄想を抱くようになるのである。なんかこう書くといかがわしいイメージだが内容は実にコミカルで可笑しい。まるで、アメリカのソープドラマ(客の笑い声が入るようなドラマネ)みたいな内容である。 で、この映画のお薦めはやはりモンローの魅力だろう。とにかく可愛いのである。映画の中の彼女は男を知り尽くした悪女では無い。お色気ムンムンのスタイルなのに、まるで子供のようにあどけなく動き回る。そんな彼女を見て妄想を膨らます主人公の気持ちもよく解るのである。 監督はビリー・ワイルダー。妄想癖のある主人公リチャード役にトム・イーウェル。階上に住むブロンド美人は勿論マリリン・モンロー。元はブロードウェイ舞台だったストーリーを映画化した『七年目の浮気』は1955年の作品です。 |