| 週記『バグダッド・カフェ』
今週はちょっと毛色の違った映画をご紹介いたしましょう。西ドイツとアメリカの合作映画『バグダッド・カフェ』です。なんか濁音だらけのタイトルですが、カラカラに乾いた心をじんわりと潤してくれる映画です。 ストーリーは、ある寂れたモーテル『バグダッド・カフェ』でのお話。黒人の家族が経営しているモーテルなんだが、旦那がロクデナシで奥さんはいつもガミガミ怒ってる。そこへ、旅行中に旦那と大喧嘩をしてクルマから捨てられた太ったドイツ人女性が、砂漠を歩いてトボトボとやって来るトコロから始まる。 遊び人の娘に、音楽家を目指す兄、そして異国から来た女を怪訝がる奥さん。旦那はとうとう追い出される…。そんなバラバラな家族だったのだが、ドイツ人の女と心を通わすコトによって、徐々にみんなの居場所がそこに出来始めるのである。カフェではいつしか手品と音楽でショータイムをするようになり、それがコンボイの男達にバカウケ!店は繁昌し、このまま続くかに見えたのだが…。 監督パーシー・アドロン。ドイツ人の太った女にマリアンネ・ゼーゲブレヒト。モーテルの女主人にCCH・パウンダー。これは1987年の西ドイツ映画です。 バックに流れるジェヴェッタ・スティールの歌うテーマ曲『コーリング・ユー』が、二人の女性の友情物語りにピッタリで泣かせます。 |