| 週記『レインマン』
今回は男同士の話。…とは言ってもホモの話ではない。離れ離れだった兄と弟の再会から兄弟愛(友情)に行き着くまでのお話である。今さらこんなに有名な映画を紹介するのも間抜けな話だが、私が好きな映画を語るのに無視は出来ない素晴らしい作品である。 ストーリーは自動車屋のチャーリーが事業に失敗しかけてるトコに、絶縁してた父親の死の知らせが来るトコロから始まる。父親の遺産を目当てにしてたチャーリーだったが、貰ったのはクルマ一台。その他の遺産の受取人が匿名の男になってるコトを知り激怒!その匿名の受取人こそが、実は存在こそも知らなかった実の兄であり、自閉症のレイモンドだった。チャーリーはレイモンドを施設から連れ出し、遺産金をなんとかせしめようと考えるのだが…。 とにかくこの映画の見所は兄のレイモンドを演じるダスティン・ホフマンの演技の凄さだ。本当に病気になったんじゃないか?ってくらいにリアルなのである。それも証拠に、その後ハリウッド映画に出て来る自閉症の役は、みんなダスティン・ホフマンの真似ばっかりになってしまった。まるで森進一の物真似を見て、森進一の真似をするようなモンだ。しかし、それくらい真に迫った演技だったと言えよう。 さて、弟役のトム・クルーズだが、私は彼があんまり好きじゃ無かった。男前なのは良いのだが、それ以外になん〜〜〜の魅力も感じるコトが無かったのである。しかし、この『レインマン』を見てからトム・クルーズへの見方が変わった。『トップガン』では感じの悪かった男が、『レインマン』ではとっても好感の持てる役者になってしまったのである。こういうのを当たり役って言うのかも知れないな。 監督は『ディスクロージャー』『バンディッツ』『スリーパーズ』のバリー・レビンソン。チャーリー役にトム・クルーズ。レイモンド役にダスティン・ホフマン。アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞・ベルリン国際映画祭において作品賞を受賞した、1988年感動のヒューマンドラマです。 |