| 週記『シャイニング』
ホラー映画ってのは私は嫌いなほうじゃ無い人でして、どっちかって言うと好物だったりいたします。昨日もレンタル屋でホラーを二つ借りて来たし、借りるモノが無ければホラーを借りて来るのは私の習性かも知れません(笑)。今はそれでも借りなくなったほうでして、以前は毎回借りて来るくらい見てましたネ。サイコモノ、オカルトモノ、SFXモノ、スプラッターモノ…、何でも見ておりました。そんな中でも、今回ご紹介する映画はかなりレベルの高い作品と言えるでしょう。ジャック・ニコルソン主演の『シャイニング』です。 ある小説家の男が山の中にある旧いリゾート・ホテルを一冬だけ借りるコトになるんですな。このホテル、冬の間は雪で閉ざされてしまいお客も来れない…そんなホテル。小説家の彼はその間に誰にも邪魔されず作品を仕上げようって考えもあったんですな。小説家には奥さんと一人の可愛らしい坊やが居るんですが、この坊やは不思議な力を持っていました。テレパシーが使えるんですな。ホテルの従業員の黒人も同じ力を持ってまして、彼は坊やのコトを『シャイニング(輝ける人)』だと教えてくれました。 さて、経営者から従業員から全ての人達がホテルを去り、ホテルには小説家の家族だけが残ります。まったく孤立した状態になってしまう訳です。不思議なコトはそれから始まります。まずこの坊やが三輪車でホテルの中を探検していると、不思議なモノを見るようになります。奥さんは心配し、小説家は信用しようとしません。こんな雪に覆われたホテルに他の人間など居るモノか…と。しかし、小説家も恐ろしい体験をするようになります。恐怖におののき出す坊や、徐々に凶暴になって行く小説家の父親、不思議な体験をして無い為に、父親が息子に何かをしたのだと疑い出す奥さん。そして小説家は徐々に変になって行き、何かに取り憑かれたように変貌していき、仕事の邪魔をする奥さんと息子を殺そうと考えるようになるのだが…。 この映画、原作者のスチーブン・キングは「変な映画にされた!」とキューブリックのコトに対して怒ってまして、後に自分でメガホンを持って自ら映画を制作しましたが、私の感想としましてはキューブリックのほうが断然良く、やはり餅は餅屋だな…と思う次第でした。 なお、スチーブン・キングの作品の中では、父親に殺されそうになる話が数多くありますが、彼自信が子供の頃に父親から虐待を受けてた為に、そのような作品が多いのだそうです。よっぽど恐い目に合わされてんでしょうな。しかし、それを切っ掛けに多くの本を書き儲けちゃうんだから、良かったんだか悪かったんだか…。 ってコトで、監督は『2001年宇宙の旅』『時計仕掛けのオレンジ』等で有名なスタンリー・キューブリック。主役の小説家に『チャイナタウン』『カッコーの巣の上で』『ウルフ』等でお馴染みの名優ジャック・ニコルソン。1980年、イギリス制作の素晴らしいホラー映画です。 |