| 週記『ヒッチハイク』
先週紹介した『鳥』をレンタル屋で借りて来て見てたんですが、今でも十分見ごたえのある映画だってコトに気付きました。昔の映画なのでテンポはトロく、退屈するかもな…と思ってたんですが、まったくそんなコトは無く、最後までドンドン引込まれる映画でした。やはり名作は時代が変わっても素晴らしいんですネ〜。 さて、今週ご紹介する映画は鳥ではなく人間の恐さを描いたエロチック映画『ヒッチハイク』です。別に前回のヒッチコックに似てるから選んだ訳ではありませんので悪しからず。 この映画を私は最初にいつ見たのかサッパリ思い出せないのですが、かなり衝撃的だったコトを覚えてます。まず、マカロニ・ウエスタンのヒーローで有名だったフランコ・ネロが、サエないおっさんの役で出てるのに驚いたんですわ。何でこんな役貰ったねん?ってな感じです。しかも屈辱も屈辱!自分の奥さんを悪者に寝取られるなんてな間抜け役。また、その設定に若かりし私はドギマギしたのでごさいます。こんなんエエのん?って感じですな。 ストーリーはイタリアの仲の悪い夫婦がキャンピングカーで旅行してるトコから始まります。旦那は新聞記者。ネタを探して奥さんと旅行しております。奥さんはセクシーな女性なのですが、何かっちゅうと旦那と喧嘩になります。この夫婦、ホントは別れたいのですが、シモの相性だけは良いみたいで別れられないんですわ。 そんな二人が喧嘩しながら旅を続けているトコロに、1人のヒッチハイクの男を拾ってしまいます。気の良さそうな男に見えたのですが、何の何の…警官を二人も撃ち殺した強盗犯だったんですわ。さあ大変!正体がバレた男は二人を銃で脅し、旦那には自分の自叙伝を書くように命じ、奥さんにはそのセクシーな肉体を要求します。毎晩縛られ身動き出来なくされた旦那の横で男は奥さんを犯します。目を見開いて屈辱に堪える旦那に、その目の前で犯され続ける奥さん…。この後、ストーリーは二転三転し、思いもしなかったラストを迎えます。 尚、DVDのタイトルに『ヘア無修正』とか書いてありますが、そっちを期待して見たらしょぼい作品となってしまいます。70年代のロードムービ、残酷なシーンのリアル描写、ストーリー展開の面白さ…、この辺りを期待して是非見て欲しい作品です。 監督はパスクワレ・フェスタ=カンパニーレ。新聞記者の旦那役に『真昼の用心棒』『続・荒野の用心棒』『ガンマン無頼』等のマカロニ・ウエスタンでお馴染みのフランコ・ネロ。セクシーな奥さん役に、以前ココでも紹介した『O嬢の物語』で素晴らしいプロポーションを披露したコリンヌ・クレリー。1977年のアメリカ映画です。 |