週記『デッドゾーン』

ここんトコ、ハマってる海外ドラマシリーズの一つに『デッドゾーン』がある。この作品は元は1980年代に映画化されてて、それのリメイク版が今のドラマシリーズなんですが、今日はこのドラマシリーズの元となった『デッドゾーン』について話そうと思う。

高校教師のジョニー(クリストファー・ウォーケン)は交通事故を起こして一命は取留めたモノの昏睡状態のままの身体になってしまう。誰もがもう目覚めるコトは無いと疑わなかったが、ある日奇跡的に目を覚ますのだった。しかし、眠っていた6年間のうちに彼の周りは変わってしまっていた。そして何より変わっていたのはジョニー本人だった。

人間の脳の中には眠っている部分があり、その殆どは普段使われていないのだが、その未知の脳の部分をデッドゾーンと呼ぶそうな。ジョニーはその未知の脳の部分が事故のショックで使えるようになり、手で相手に触れるだけで過去や未来が見える身体になってしまった。

やがてジョニーは上院議員のスティルソン(マーティン・シーン)と出会うのだが、スティルソンと握手してジョニーが見たモノは世界の破滅のシーンだった…。

原作のスチーブン・キングはオチで毎回ガッカリさせるのが得意な人だが、この『デッドゾーン』に関しては唸らせてくれる良い仕上がりとなっていた。彼の作品は数々あるが、そんな意味でこの『デッドゾーン』は私の中で常に上位に入れているお薦め映画だ。また、主役のクリストファー・ウォーケンが切なく良い味を出している。

監督は『スキャナーズ』『ヴィデオローム』『ザ・フライ』のデヴィッド・クローネンバーグ。主役のジョニー役に『ディア・ハンター』『スリーピー・ホロウ』にも出演してたクリストファー・ウォーケン。そして、院議員のスティルソン役に『カサンドラ・クロス』『地獄の黙示録』のマーティン・シーン(チャリー・シーンのお父さんって書いたほうが分りやすいかな?)。84年度のアヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭では、批評家&ヒッチコック・サスペンス&黄金のアンテナと3つの賞を受賞した1983年のSFアメリカ映画です。